特大景品に対応させろ!ワイワイクリッパー   名機に見えて迷機だった機種

ワイワイクリッパー(WIDE WIDE CLIPPER)とはnamcoから2001年12月に登場しました

今までのクレーンゲームとは構造が異なります

なぜなら特大景品に対応する為従来のアームは大きさに限界値が30cmでしたが(UFO800のアーム)このワイワイクリッパーの限界値は55cmと実質無制限の様な感じでした。

画像を見たらわかる通りアームがとにかくデカいのがわかります。

ワイワイクリッパーの性能

W1680XD980XH1990    重さ330kg

消費電力203W

アームパワー調整(左右共手動)

フィンガー移動量は14段階

BGMは BGMA(デフォルト設定)神曲

BGMB(工場出荷設定) 現在もミニクレで使用されてる

クリスマスBGM  現在もクレナシリーズに使用されてる

ちなみにクレナシリーズクリスマスBGMはワイワイクリッパーが最初!

実はクレナフレックスよりワイワイクリッパーの方が古いのに音質が良いw

(クレナ2以降の機種と同じくらいの音質)

その他色々な設定項目あり

2002年10月にワイワイクリッパーブルーバージョン

が登場します。

ほぼ同時期に出たスウィートランド4プルーと色を合わせることができます。

個人的にはブルーバージョンの方が好きです

特にアームがクリアになっており非常にかっこいいと思います。

性能は初代と同じです。

 

ワイワイクリッパーは今までにないアームの構造や明るいデザインは当時非常に評価が高かったのですがいざ稼働したら色々ワイワイクリッパーの短所が見えて来ました...

それでも当時はかなり人気でどこのゲーセンにも置かれてました。

 

ワイワイクリッパーの短所と確立ブーム

しかしワイワイクリッパーは他の機種よりも使い勝手が悪く同年代の機種よりも早めに置き換えられる

ワイワイクリッパーの設定は持ち上げるか手前に落とすの2択だけで反動台や橋渡し設定が出来ませんでした。確率設定もできなく使い勝手が悪かったです。

特にレトロゲーセンなどにあるたこ焼きキャッチャーがアーム構造上ほぼ不可能だったのも原因だと思います。

2003年にはワイワイクリッパーとほぼ同じ構造ながらもアームが普通のになった

トレトレクリッパーが登場します。

この機種はかなりの曲者でツッコミ所満載ですが今回はスルーします。

同じく2003年にSEGAからUFO7MAXが登場しました。

ワイワイクリッパーほどではないですがUFO7のアームが使えるのでかなり小回りが効きました。

2004年にはnamcoからクレーンゲームの歴史を180度変えてしまったクレナフレックスや

アトラスからは元祖大型景品用確率機のトリプルキャッチャーが登場します。

トリプルキャッチャーは後にメガやギガなど大きくなっていきます。

2006年 ワイワイクリッパーの後継機が登場しました!

クレナワイドです。 ワイワイクリッパーよりさらに大型景品が使えるようになります!

しかしクレナワイドはクレナシリーズ最大の少数派機種となりました...

その後クレナ2やデカクレが登場してさらに台数を減らします。

中には同年代のUFO7に置き換えられる店もありました。

古いゲーセンなどでは元気に稼働してましたが新型コロナの影響で閉店&オンライン化が進み

ワイワイクリッパーは滅多に見ることができなくなってしまいました。

まとめ

特大景品に対応する為アームの構造変更して対応させた。

当時は斬新な機械で名機になると言われてましたが、

しかし設定項目の少なさや確率機ブームで需要が減り、追い討ちをかけるかの様にコロナ禍でレトロゲーセンが減ってほとんど見なくなってしまいました。

もし見かけたらプレイしてみてはいかがでしょうか

(結構絶対取れないクソ設定で残ってる所も多いですがw

在庫処分で逆にすぐ取れる台も)

 

プライズ解説2作目はどうでしたか?

まだまだ初心者で間違いや変な文があるかもしれません。

これからもよろしくお願いします♪

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